マイボイスコムは9月21日、3回目となる「新聞の折込チラシの閲覧」に関する調査結果を発表した。調査は8月1日~5日、同社運営のアンケートサイト「MyVoice」に登録するモニターを対象にインターネットで行われ、1万1,206名の有効回答を得た。

調査によると、新聞(ネットニュースやアプリ等は除く)を購読している人の割合は年々減少傾向(2011年76.8%、2014年69.1%、2017年61.4%)にあり、第3回目の調査となる今回の購読率は、およそ6割という結果となった。

「直近半年間での折込チラシ閲覧頻度」

新聞購読者に対し、「あなたは新聞の折込チラシを見ますか。最近半年間での頻度についてお聞かせください」と質問したところ、「ほぼ毎日見る」という人は56.9%と半数を超えた。また、「何日分かをまとめて見る」(5.7%)や「たまに見る程度」(22.8%)を合わせると、実に85.4%が折込チラシを見ていることが明らかに。また、性年代別で見ると、女性40代以上では約7割が「ほぼ毎日見る」と回答しており、一方、女性20代では「たまに見る程度」(約4割)がボリュームゾーンとなった。

続いて、どういった内容の折込チラシを読んでいるのか調べたところ、「スーパー」(83.9%)が断トツの1位に。次いで「ホームセンター」や「ドラッグストア・薬局」が5割程度で続いた。

性年代別の特徴としては、女性は「ドラッグストア・薬局」の比率が男性より高く、「スーパー」に次いで2位に。また、女性20~40代では「ファストフード」や「ショッピングモール」、50代以上では「旅行・観光」の割合が高かった。

さらに、折込チラシがきっかけで商品・サービスを購入・利用したジャンルについても調査を実施した。結果は、「スーパー」(76.7%)が最も多く、次いで「ホームセンター」「ドラッグストア・薬局」が各4割で続く結果となった。

「電子チラシの利用経験」

最後に、電子チラシの利用経験を聞くと、5割弱が「よく利用する」(11.9%)または「時々利用する」(35.7%)と回答した。