TI、固定スイッチング周波数動作などを集積したDC/DCコンバータ製品を発表

日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)は、入力電圧16V、出力電流40Aで、周波数同期をサポートし、内部補償付きのACM(アドバンスド電流モード)制御トポロジを内蔵した同期整流降圧型SWIFTコンバータ製品「TPS543C20」を発表した。

同製品は、低オン抵抗のハイサイド(高圧側)とローサイド(低圧側)の制御用パワーMOSFETを、高効率の放熱特性で基板実装面積が小さい小型パッケージに集積することで、40Aのピーク負荷電流時に90%以上の変換効率を実現。動作温度範囲で0.5%のリファレンス電圧精度を保持するほか、完全差動リモート電圧センシングでディープ・サブミクロン・プロセッサ製品の電源電圧精度要件に適合している。

また、2個のコンバータをスタック接続し、並列構成とすることで、POL(ポイント・オブ・ロード)電源として最大80Aの電流を供給可能なため、多様な市場に対応可能なほか、PowerStack QFNパッケージの採用により、1枚のグラウンド・パッドを通じて放熱を簡素化することが可能となっている。

さらに、独自の内部補償付きACM制御と高速の過渡応答特性が、広範囲の入出力電圧にわたって安定性を保持。ACMの独自性は、内部でランプ波を発生し、幅広い動作スイッチング周波数に渡って安定度をダイナミックに調整する能力を備えた、エミュレーテッド・ピーク電流モードにあり、これにより、従来からの固定周波数動作による低ノイズ特性と、COT(コンスタント・オンタイム)制御による高速過渡応答特性を、外部補償なしで実現するという。

なお、同製品はすでに5mm×7mm×1.5mm 40ピンPowerStack QFN パッケージにて、1000個受注時の単価(参考価格)5.24ドルで提供済みだという。

同期整流降圧型SWIFTコンバータ製品「TPS543C20」のパッケージイメージ

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