インターシル、小型衛星メガ・コンステレーション向け耐放射線ICを発表

インターシルは9月20日、地球低軌道(LEO)にて複数の小型衛星が構成するメガ・コンステレーション・ネットワークの実現を支援する耐放射線プラスチック・パッケージICファミリとして、3.3Vコントローラ・エリア・ネットワーク(CAN)トランシーバ「ISL71026M」、40Vクワッド高精度レール・ツー・レール入出力(RRIO)オペアンプ「ISL71444M」、6Aポイント・オブ・ロード(POL)電圧レギュレータ「ISL71001M」の3製品を発表した。

これらの製品は既存の放射線保証テスト済みClass V(宇宙レベル)製品に比べ、低いコストで耐放射線性能を提供することを可能とするほか、1個の粒子が入射することで引き起こされるシングル・イベント効果(SEE)に対する最大30krads(Si)の総イオン線量(TID)を含む特性化試験を受けている。

ISL71026Mは、最高速度1Mbpsのシリアルデータ伝送を実現しつつ、1つのCANバスに最大120のトランシーバの接続を可能としている。ISL71444Mは、低消費電力、低オフセット電圧、優れた出力ノイズ性能を提供するオペアンプで、5μs未満のSETリカバリにより、外部フィルタリングを不要にできる。そしてISL71001Mは、ピーク効率が最大95%と高く、FPGA、CPLD、DSP、CPU、ペリフェラルI/O向けに5Vと3.3Vの一次側レールを下限0.8Vと低いPOLにも高効率で降圧できるという特徴を有している。

なお、すでにISL71026MおよびISL71444Mは、5mm×4.4mmのNi/Pd/Au-Agリード仕上げ14ピンTSSOPパッケージで供給が開始されており、ISL71001Mも10mm角のNi/Pd/Au-Agリード仕上げ64ピンQFP(e-pad)パッケージにて供給が開始されているという。

小型衛星向け半導体製品のパッケージ外観

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