アドバンテックは9月20日、半導体やネットワーク機器の輸入、販売、開発を手がける大手技術商社のマクニカ クラビス カンパニーと、国内で販売するアドバンテックの産業用コンピュータ製品を今後拡大する契約を締結したことを発表した。

これまで、マクニカ クラビス カンパニーはアドバンテック社の組み込み用SoCボード(DSPボードおよびARM SoCボード)の販売に特化していたが、このたび、新たにx86組み込みボードコンピュータおよびファンレスコンピュータ、また、ビデオ・ソリューション製品の販売を開始する。今回のチャネルパートナー契約は、アドバンテックとマクニカクラビスカンパニーの間で、製品販売を強化したいという狙いが合致し、合意に至ったものだという。

この契約に関し、アドバンテック日本法人社長 マイク小池氏は、「マクニカクラビスカンパニーは日本全国にわたる広範な販売ネットワークを持ち、顧客からも高い信頼を得ております。当社の主力製品である産業用組み込みボードコンピュータおよびファンレスコンピュータ、そしてビデオ・ソリューション製品などの組み込み製品をお客様にお使いいただくためには、高い技術サポート力が要求されます。アドバンテックの持つ多彩な製品群とマクニカクラビスカンパニーの強力な技術サポートにより、お客様がタイムリーに製品開発を行うことができるデザイン・サービスを提供いたします」と述べている。