高齢者の就業者数、過去最多の770万人 - 就業率は男性3割超・女性1.5割

 

総務省が9月18日の「敬老の日」にちなんで発表したまとめによると、65歳以上の高齢者人口(9月15日現在)は推計で3,514万人、総人口に占める割合は27.7%となり、ともに過去最高を更新した。

就業者数、13年連続増

日本の高齢者人口は前年と比べて57万人増加。男女別にみると、男性1,552万人、女性1,988万人と、女性の方が463万人多い。年齢階級別では、90歳以上人口は同14万人増の206万人と、初めて200万人を超えた。

高齢者の就業者数の推移(1989年~2016年)(出典:総務省統計局Webサイト)

各国の総人口に占める高齢者の割合を比較すると、日本(27.7%)は世界で最も高く、次いでイタリアが23.0%、ポルトガルが21.5%と続いた。

高齢者の就業状況をみると、2016年の就業者数は同38万人増の770万人と13年連続で増加し、過去最多を更新。就業率は、男性30.9%、女性15.8%と、ともに5年連続で上昇した。15歳以上の就業者総数に占める高齢者の割合は11.9%と、こちらも過去最高を更新した。

高齢者の役員を除く雇用者を雇用形態別にみると、約4人に3人に当たる75.1%が非正規の職員・従業員であることが判明。高齢者の非正規の職員・従業員数は301万人で、10年前の122万人と比べて約2.5倍に増加した。

世帯主が65歳以上の高齢者世帯(2人以上の世帯)について、2016年の消費支出の10大費目別構成比を世帯主が65歳未満の世帯と比較すると、「保険医療」が1.69倍と最も高く、次いで「光熱・水道」が1.23倍、「食料」が1.16倍と続いた。

高齢者世帯の貯蓄現在高(1世帯当たり)は同36万円減の2,394万円。定期性預貯金などが減り、2年連続で減少した。

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