京王電鉄5000系、新型車両の試乗会を開催 - 若葉台駅から多摩動物公園駅へ

京王電鉄は17日、新型車両5000系の試乗会を実施した。試乗会の列車は若葉台駅から相模原線・京王線経由で多摩動物公園駅まで走行。車内では「鉄道BIG4」としても知られる岡安章介さん(ななめ45°)、南田裕介氏らによるトークイベントも行われた。新型車両5000系は9月29日から京王線を中心に通常列車で営業運転を開始する。

京王電鉄の新型車両5000系。営業運転開始を前に試乗会が行われた

同社16年ぶりの新型車両となる5000系は、2018年春に予定している有料の座席指定列車の運行開始に向け、クロスシート・ロングシートの両方に転換できる座席を備えた車両として導入される。高尾山の木々の深いブラウンと「繊維の街・八王子」の絹糸をモチーフにしたデザインの座席で上質感を演出し、座席指定列車での運行時に電源コンセントも使用できる。外観はシャープな前面形状とするなど、既存車両との違いを明確にしたデザインに。車上蓄電池システムをはじめ、同社初という装備も多数搭載している。

デビューに先立ち、今年4~5月に座席指定列車の愛称投票を実施。あわせて試乗会への参加応募も受け付け、応募者の中から100組200名が今回の試乗会に招待された。当日は台風接近の影響で雨天となったが予定通り開催。多くの参加者らが見守る中、新型車両5000系は若葉台駅4番線ホームに入線した。これに合わせて試乗会記念セレモニーが開催され、ラジオパーソナリティの玉川美沙さんが進行を務め、お笑いトリオ「ななめ45°」の岡安章介さん、ホリプロマネージャーの南田裕介氏、京王電鉄のイメージキャラクター「プラットガール」の横田美紀さんらがテープカットを行った。

台風接近の影響で雨天となったが、試乗会は予定通り開催。記念セレモニーでは岡安章介さん(ななめ45°)、南田裕介氏らがテープカットを行った

試乗会の列車はクロスシートで運行された。クロスシートは肘掛の後方にあるレバーを引くことで向きを変えられる

ゲスト4名と参加者らを乗せた試乗会の列車は10時40分頃、若葉台駅を発車。相模原線を走行して調布駅から京王線に入り、つつじヶ丘駅で折り返して京王線調布・府中方面へ向かった。試乗会の列車はクロスシートで運行され、つつじヶ丘駅に停車している間、車内放送による案内で参加者らが一斉にクロスシートの方向転換を行った。

座席指定列車の停車駅を「鉄道BIG4」が予想

つつじヶ丘駅を発車した後、車内放送を通じてゲスト4名によるトークイベントも行われた。「鉄道BIG4」の岡安さん、南田氏ともに新型車両5000系は初乗車とのこと。クロスシートの電車が京王線を走っていることに驚きつつ、京王らしさを感じさせるポイントとして車両連結部の渡り板を挙げ、「(渡り板の)センターが黄色に塗り分けられていて『京王だこれは!』と。渡るたびに思っていました」と話した。

新型車両5000系で運行される座席指定列車の停車駅の予想も盛り上がった。岡安さんは「(新宿駅発車後)明大前駅も調布駅も通過するというコースを考えたんですけど、みんなから大反対を受けました」とコメント。新宿~北野間ノンストップという案も浮上し、岡安さんが車掌のものまねで「新宿を出ますと次は北野、北野です」とアナウンスしていた。一方の南田氏は、「(新宿駅発車後)最初に停まる駅は笹塚です。明大前も停まります。で、次は高幡不動(笑)」と独自の予想を展開した。

多摩動物公園駅では外観・車内の自由撮影時間が設けられた

トークイベントでは、先日結婚を発表した岡安さんの新居が京王線沿線にあり、「ちょっとだけトレインビューもできるので、家からこれ(新型車両5000系)を見たい」と話す場面も。試乗会の列車は高幡不動駅で約9分間停車した後、11時30分頃に多摩動物公園駅に到着。参加者ら全員が下車した後、クロスシートからロングシートへ転換する様子が公開された。外観・車内の自由撮影時間も設けられ、先頭車の前で記念撮影を行う参加者も多かった。岡安さん・南田氏らゲストも撮影に応じていた。

新型車両5000系は営業運転を開始する9月29日以降、ロングシートで通常列車として運行される。2018年1月に座席指定列車の愛称が発表され、同年春に有料の座席指定列車がデビュー。平日・土休日夜間の帰宅時間帯に新宿発京王八王子行・新宿発橋本行が設定され、クロスシートで運行される予定となっている。

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