女優の稲森いずみが、10月12日スタートのフジテレビ系ドラマ『刑事ゆがみ』(毎週木曜22:00~ ※初回15分拡大)に出演することが17日、明らかになった。稲森は、24年連続で連続ドラマのレギュラーを果たすことになる。

(左から)浅野忠信、仁科貴、稲森いずみ、橋本淳、神木隆之介=フジテレビ提供

このドラマは、井浦秀夫氏の同名漫画が原作。浅野忠信演じる真実解明のためには違法捜査もいとわず事件を解決していく弓神適当と、神木隆之介演じる成績優秀で強い正義感ゆえにふりまわされてしまう後輩の刑事・羽生虎夫の凸凹バディが、さまざまな事件を解決していく姿を描く。

稲森が演じるのは、男社会の警察の中でも力強く生き残り、弓神とは対照的に強行犯係長まで出世した女刑事・菅能理香役。べらんめえ口調の男勝り刑事で、今回が長いキャリアの中で、刑事役初挑戦だが、「言葉に重みが出るように気をつけながら演じているのですが、"べらんめえ口調"がちょっとくせになりそうです(笑)」と語っている。

フジテレビの藤野良太プロデューサーは「リハーサルで部下である弓神役の浅野忠信さんを罵りながら蹴り飛ばす稲森さんの姿を見て、新しい稲森さんの魅力を皆さまにお届けできると確信いたしました」と期待を語った。

他にも、弓神・羽生を温かく見守るベテラン刑事・多々木挙男役で、フジテレビの連ドラ初レギュラーとなる仁科貴。多々木と共に強行犯を支えるしっかり者の中堅刑事・町尾守役で、橋本淳が出演することも決定。

仁科は「浅野さんとは、随分長い時間をともにさせていただいているので、ある種"戦友"だと思っています」、橋本は「浅野さんや稲森さんなど、幼いころからずっと見てきた方たちなので、現場では、緊張もしますが、みなさんとても優しく、刺激的で、楽しい現場です。雰囲気作りに長けている方たちですから、その懐にうまく入らせていただきたいと思っています」と意気込んでいる。

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