Webサービス開発・運営事業を手掛けるLaboratikとリコー、早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センターは9月14日、新たなHR Techサービス開発のための共同研究を開始したと発表した。

同研究の目的は、オープンイノベーションを通じて、自然言語解析による従業員関係性や感情分析技術を活用した新たなHR Techやオフィスサービスの創出に取り組むこと。

Laboratikが開発している、自然言語処理でビジネスチャットのやり取りを解析して、チームのエンゲージメント(関与度や熱意)を自動で解析するサービス「A;(エー)」を技術シードとし、従来の書面を使った自己申告によるエンゲージメント測定方法との併用による解析や、この結果を活用した人事課題の抽出、コーチング・研修によるエンゲージメントスコアの変化分析を通じて、「A;」をさらに発展させ、働き方改革や組織開発に役立つ次世代型のHR Techサービスの開発・提供を目指す。

研究のイメージ

同研究においてLaboratikは主に自然言語解析による従業員関係性や感情分析技術の開発・品質向上を担当し、リコーは次世代型製品に必要となるシステム要件の抽出および設計やエンゲージスコアの収集支援、早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センターは社員のエンゲージメントスコアを測定するための独自サーベイ、リーダーコーチング、研修を実施する。