ウエスタンデジタルは13日、データセンター向けHDD「WD Gold」のラインナップに、大容量の12TBモデル(型番:WD121KRYZ)を追加した。10月に発売する。価格はオープン。店頭予想価格は税別70,000円前後。

WD121KRYZ

大容量のデータ保存に適した12TB容量のHDD。ワークロード率は年間最大550TBで、MTBF(平均故障間隔)が250万時間に達するなど高い信頼性を発揮する。第4世代となるヘリウム密封技術「HelioSeal」を採用しており、大容量に加え優れた電力効率も備える。

フォームファクターは3.5インチで、転送速度は最大255MB/s。耐衝撃性能も70Gと振動にも強い。TLER(時限エラー回復)や動的フライハイトテクノロジーなど、数々のエラー低減技術も盛り込まれている。

インタフェースはSATA 3.0。回転数は7,200回転。キャッシュ容量は256MB。本体サイズはW101.6×D147×H26.1mm、重量は660g。対応OSはWindows、Windows Server、Mac OS X、Linux。保証期間は5年間。