講談社はこのほど、オーガスト・ハーゲスハイマー氏による著書『最少の努力でやせる 食事の科学』(1,300円・税別)を発売した。

『最少の努力でやせる 食事の科学』(1,300円・税別)

同書の著者は、日本人の母を持ち、日本の食生活や習慣を熟知している栄養科学博士のオーガスト・ハーゲスハイマー氏。同氏はアメリカで最先端の栄養学を修め、自らの体を用いて編み出したアンチエイジングメソッドを実践しており、55歳にして体内年齢は30代であるという。

同書によると、日本は栄養学やダイエットの最新情報が入ってくるのが非常に遅く、いまだに間違った情報が"常識"とされていることも多いという。そのため、無駄な努力をしている人が多いとのこと。

例えば、ジムでのハードな筋トレやジョギング、カロリーオフ飲料や油抜きの食事などが挙げられるが、これらの方法はやせないどころか、かえって太る可能性もあるという。ハードな運動や無理な食事制限は必要なく、正しい食事をすれば体は引き締まってくるとのこと。

同書では、「がんばってやせない人がしているムダな努力」「糖質の間違った摂り方をやめればやせられる」「最小限の時間と努力でできるやせる食事」「運動を減らせば体は引き締まる」などのチャプターにて、欧米の最先端の栄養学を日本人向けにカスタマイズした健康的にやせるための食事法を公開している。

また、「カロリーは存在しない」「GI値はあてにならない」「カロリーオフ飲料は逆に肥満を引き起こす」「牛乳は体内炎症のもと」など、日本の"常識"からすると"非常識"に思える情報を最新の実験データを参照しながら紹介している。そのほか、絶対に避けるべき食品、健康的にやせるために摂取すべき食材なども解説した。