ハースト婦人画報社とリンベルが共同運営する通信販売事業「婦人画報のおかいもの」は10月13日、来年の正月のおせち料理に関する調査結果を発表した。調査期間は8月22日~27日、有効回答は「婦人画報のおかいもの」ユーザー590人。

おせちの購入価格、平均2万2,842円

来年のおせち(重箱入り、単箱含む)を「購入する」と答えた人は56%、「購入しない・未定」は43%だった。

購入する主な理由を聞くと、「自宅では作れないような品目が魅力」が73.7%、「華やかで高級感がある」が50.2%、「自宅まで届けてもらえて便利」が39.2%と続き、同調査では「おせちを手作りするより、購入して手軽に楽しむ傾向がうかがえる」と分析している。

おせちを購入する主な理由(出典:ハースト婦人画報社Webサイト)

おせちを購入する価格帯は、「1万~2万円未満」が37.1%でトップ。以下、「2万~3万円未満」が32.4%、「3万~5万円未満」が13.1%、「1万円未満」が10.5%と続き、「3万円未満」が約7割を占めた。平均価格は2万2,842円で、前年(2万4,046円)より1,204円減少した。このほか、高額の「5万~10万円未満」のおせちを購入する人は2.2%、「10万円未満」の人も0.2%いた。

おせちを購入する価格帯は? (出典:ハースト婦人画報社Webサイト)

今後のおせちの購入方法・場所を聞くと、「通販、ネット注文」(68%)が前年に続いて1位。次いで「百貨店」(62%)、「ホテル」(22%)、「食品宅配サービス」(10%)、「スーパー」(9%)の順となった。

一緒におせちを食べる人数は平均3.7人で、前年(4.0人)から0.3人減少し初めて4人を割り込んだ。