NTTテクノクロス、モバイル端末のカメラで静脈認証が可能なソリューション

NTTテクノクロスは9月12日、生体認証ソリューションである「BioPassport(バイオパスポート)」を12月下旬から販売すると発表した。ライセンス価格は1ユーザーあたり2年間で9600円(税別)、初期費用が別途必要となる。

利用イメージ

新ソリューションは、モバイル端末のカメラに手のひらをかざすことで静脈認証し、Windows10へのログオンが可能な生体認証ソリューション。専用の機器を用いずに静脈認証できるソリューションで、低価格で高セキュリティなWindowsログオンを提供するという。

同ソリューションの特徴として、使いやすくコストも抑制、認証精度と対偽造性に優れる認証方法、2要素認証も選択可能、他の生体認証と比べたストレスの軽減の4点を挙げる。

使いやすさとコスト抑制については、モバイル端末のカメラがあれば認証できるため、読み取り専用機器を持ち歩く必要が無く、場所を選ばずにセキュリティ強度の高いモバイルワークを実現するとしている。専用機器の購入や継続利用のメンテナンスも不要なため、機器管理の手間がかからず、費用を抑えた導入が可能だという。

認証精度と対偽造性に関しては、カメラ機能を使った可視光による手のひら静脈認証技術を使用しており、モバイル端末のカメラを利用する静脈認証でありながらもFRR(本人誤拒否率)は0.1%、FAR(他人受入率)は0.0003%の認証精度を実現。また、体内情報であるため、偽造物の作成は困難だとしている。

認証要素としては、手のひら認証のみの1要素認証と、パスワード入力と手のひら認証の併用による2要素認証が選択が可能。マイナンバー利用業務など、高度なセキュリティ確保が必要な利用シーンにも利用できる。

ストレス軽減に関しては、指紋認証では水分や傷など外的要因により認証拒否となる場合や、指紋登録が困難な場合があると指摘。さらに、顔認証では角度によって認証ができない場合や、経年変化に対応するために数年おきの再登録が必要になる。静脈での認証は体内情報のため、外的要因による認証拒否が少ないことや、登録不可能な人が少ないという。また、経年変化が小さいため再登録も不要であり、長期にわたち安定的な認証を可能としている。



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