アイドルグループ・乃木坂46の西野七瀬が12日、都内で行われた映画『あさひなぐ』(9月22日公開)の部活生限定特別試写イベントに、共演した富田望生、中田花奈、斉藤優里とともに出席した。

左から中田花奈、富田望生、西野七瀬、斉藤優里

「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載しているこざき亜衣原作の同名漫画を映画化した本作。なぎなた部に打ち込む女子高生たちの熱い青春を描くが、主人公の東島旭役には、映画初出演にして初主演となる西野七瀬が抜てき。旭が憧れる先輩・宮路真春役に白石麻衣、2人の最強のライバル・一堂寧々役には生田絵梨花を迎え、桜井玲香、松村沙友理ら乃木坂46のメンバーが"美の武道"なぎなたに初挑戦する。

部活生限定の試写会イベントが行われたこの日は、西野と富田が劇中で着用した道着姿、中田と斉藤が部活生限定ということでジャージ姿で登壇。本作で部活らしいシーンや撮影現場を感じたシーンを問われた西野は「私は合宿のシーンですね。部活と言えば合宿だと思うんですが、私は合宿に行ったことがないんです。何となく憧れがあって、この映画で体験できてうれしかったです」と笑顔を見せ、「合宿が辛くてみんなで夜中に抜け出すんですけど、そこも楽しくて部活感がありましたね」と振り返った。中学時代にはバトントワリング部に所属して全国大会で金賞を受賞したこともあるという中田は「金賞をとった時は中学最後の大会だったので、みんなで励まし合ってみんなで喜びました。あの光景はいつまでも忘れないと思います」と懐かしそうに語り、「この映画は旭ちゃんが真春先輩を尊敬しているシーンが多かったんですが、私の学校では先輩1人だけに連絡先を聞けるという部則がありました。バレンタインの時も先輩1人にチョコを渡せる部則があって、実際に私は渡しましたね」と告白した。

イベントの最後に行われた、現役高校生たちの質問を登壇者が答えるコーナーでは「マネージャーをやるとしたら何部がいい?」という質問に、「あんまりハードじゃないのがいいですね」と回答した西野。続けて「マネージャーは絶対、私には向いてないと思います。マネジメントできない(笑)。全然仕事が出来ないと思うので、それでも許してくれる部活ならいいですね」と遠慮がちに答えると、斉藤が「可愛いから許すよ」と高校生たちの心を代弁して会場を盛り上げた。映画『あさひなぐ』は、9月22日より全国公開。