エミレーツ航空(本社: アラブ首長国連邦・ドバイ)は9月12日、2017年内に100機目となるエアバスA380を受領することを発表。これを記念して、9月12日から9月21日までの期間、同社の公式ウェブサイトにおいて「100機目のA380受領記念キャンペーン」を実施し、往復航空券をひとりエコノミークラス5万4,400円から、ビジネスクラス37万2,500円から販売する。

エミレーツ航空のA380

今回の特別運賃は、エミレーツの世界84カ国150都市以上に広がるグローバルネットワーク内のA380運航都市ならびに他の多くの路線も含まれている。エミレーツは成田路線にてA380を運航しており、成田便利用者はドバイや他の40都市以上の目的地までをA380のみで旅行することもできる。また、ドバイ・ストップオーバーを利用すればショッピングや食事、観光などあらゆる世代の旅行者のニーズに対応したドバイ滞在も可能となる。

ファーストクラス/ビジネスクラス利用者用の機内ラウンジ

100機目のA380受領記念特別運賃(エコノミークラス運賃一例)

A380の全長・翼長は、世界最大の哺乳類とされるシロナガスクジラ(最大の個体で約34m)2頭分以上に匹敵する大きさを誇る。A380は世界で運航している民間旅客機では最大級の機体であり、エミレーツのA380の座席数は3クラス制で489席/517席、2クラス制では615席となる。

数字で見るエミレーツA380

民間旅客機として世界最大の大きさを誇る

エミレーツの現在の保有機は261機であり、エアバスA380およびボーイング777の世界最大オペレーターである。エアライン業界平均140カ月を63カ月下回る平均機齢62カ月のフリートで、若い機材を運用。現在、受領待ちの航空機は、エアバスA380が45機、ボーイング777Xが150機、ボーイング777-300ERが17機のトータル212機となる。