Keysight Technologiesの日本法人であるキーサイト・テクノロジーは、高性能BERT「M8040A」用の調整可能なイコライザ機能オプションを発表した。

M8040Aは、PAM-4信号とNRZ信号のテスト用に一体化したレシーバ・テスト・ソリューション。今回、新たに内蔵されたイコライゼーション機能によって、レシーバテストはさらに効率化され、ユーザーがソリューションを市場投入するまでの時間を短縮できるという。また、400Gデータセンター・インターコネクト向けレシーバの物理層での特性を評価するテストラボや研究開発で、テストセットアップの簡素化および再現性が高く正確な試験が可能になるとしている。

なお販売価格は、32Gbaud、1チャネル、M8070ソフトウェア搭載のPAM-4 BERTモデルで約3,700万円。また、アナライザには、最大64Gbit/sのデータレートでNRZに対応する新オプション内蔵のイコライゼーション機能が加わっている。今後は、将来的なニーズに合わせていずれのオプションもアップグレード可能だという。