SUBARUは11日、「インプレッサ」「BRZ」の改良モデルを発表した。「インプレッサ」は「アイサイト」をはじめとする安全機能がさらに進化し、「BRZ」はボディ剛性向上によって走りの性能を強化した。ともに10月5日に発売される。

SUBARU「インプレッサ G4 2.0i-S EyeSight」

「インプレッサ」はSUBARUの次世代プラットフォームである「SUBARU GLOBAL PLATFORM」をはじめ、国産初となる歩行者保護エアバッグなどの新技術を投入して2016年10月に発表され、「総合安全性能」と「動的質感・静的質感」の大幅向上を実現している。

今回の改良では、「アイサイト」の夜間走行における歩行者認識性能を強化したほか、後退時自動ブレーキシステムを追加。「アイサイトセイフティプラス」としてサイドビューモニター機能を追加し、「乗る人すべてに最高の安心と愉しさを提供すること」をめざして開発された同車の「総合安全性能」を一層高めた。

SUBARU「BRZ GT」

「BRZ」は、誰もがクルマを操る愉しさと悦びを感じることのできるスポーツカー。FRレイアウトと水平対向エンジンを組み合わせた「超低重心パッケージング」によって優れたハンドリング性能を実現し、2012年2月の発表以来、走りの性能や内外装の質感に繰り返し磨きをかけてきた。

今回の改良では、車体前後のパーツを補強することでボディ剛性を向上させ、これまで追求してきた走りの性能をさらに進化させた。方向指示レバーの軽い操作によってターンランプおよびメーター内表示が3回点灯する「方向指示器のワンタッチ機能」、ヘッドランプやテールランプがリモコンキー・アクセスキーと連動して点灯する「ウェルカムライティング」の機能を追加し、運転時や乗降時の利便性を高めている。

価格は「インプレッサ G4」「インプレッサ SPORT」が194万4,000~261万3,600円、「BRZ」が243万~337万5,000円(ともに税込)。