アナログ・デバイセズ、150Vの同期整流式昇降圧コントローラの新製品を販売

アナログ・デバイセズは、安定化出力電圧より高い、低い、または等しい入力電圧で動作可能な高効率(最大99%)4スイッチ、シングル・インダクタ同期整流式昇降圧DC/DCコントローラの新製品「LTC3779」の販売を開始した。1,000個時の参考単価は5.95ドルから。

「LTC3779」

LTC3779は、4スイッチ・シングル・インダクタ同期整流式昇降圧アーキテクチャ。入力電圧範囲は4.5V~150Vで、入力電圧が高い電源や電圧サージの高い入力で動作するよう設計されており、外付けのサージ抑制素子が不要のため輸送用、産業用、および軍用アプリケーションに適している。外付け部品の選択によっては、最大数10Aの出力電流で出力電圧を1.2V~150Vで設定できる。

同製品の1.3ΩのNチャネルMOSFETゲート・ドライバは6V~10Vに調整できるため、ロジック・レベルしきい値のMOSFETまたは標準しきい値のMOSFETを使用可能。入力電圧が高いアプリケーションでチップ内の電力損失が大きくならないようにするため、LTC3779にはNDRVピン(ICのバイアス電力を供給する低ドロップアウト・リニア・レギュレータとして機能する、オプションの外付けNチャネルMOSFETのゲートを駆動するピン)が組み込まれている。EXTVccピンにより、電力供給元を出力または最大36Vの使用可能なほかの電源にすることができるので、電力損失が減少し効率が向上する。

1個のデバイスで最大500Wの出力電力を供給でき、複数の回路を並列に構成するとより大きな電力を実現。動作周波数は50kHz~600kHzで選択でき、同範囲で外部クロックと同期可能だ。独自の電流モード制御アーキテクチャにより、降圧モードまたは昇圧モードでの固定周波数動作に対応する。ユーザーは強制連続モードまたは不連続モードのいずれかを選び、軽負荷時の効率を最大限に向上することができる。

そのほかの機能として、入力または出力の平均電流制限、パワーグッド出力電圧モニタ、調整可能なソフトスタート、入力過電圧ロックアウト、シャットダウン時の出力電圧の切断などがある。2種類の動作接合部温度グレードが用意されており、温度範囲の広い-40~125℃の産業用グレードと-40℃~150℃の高温自動車用グレードがある。



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