エコモットは、9月より日本コムシスとIoT事業で協業し、防災分野等におけるサービスの拡充を本格化させることを発表した。日本コムシスの有する全国の工事・保守網や営業網との連携に加え、インフラネットワーク構築における技術的協力を得ながら、IoT事業に特化したエコモットのサービス開発や技術的な強みを生かした取組を推進していくという。

具体的には、エコモットの防災分野での個別実績をパッケージ化し、技術・価格の両面で導入ハードルを下げるとともに、AI技術も取り入れたラインアップの拡充で多様な災害に対応させることで、災害の未然防止や被害の極小化に貢献できるよう取り組んでいく。

エコモットの防災ソリューションイメージ

また、IoTに関するエコモットの営業ノウハウを日本コムシスにスキル移管し、日本コムシスが有する全国的な営業網を活用することで、全国の自治体に対するIoT提案活動の拡大や導入推進を目指す。

さらに、工事・保守、運用サポートに関する協業として、日本コムシスがインフラネットワーク構築をはじめ、さまざまな分野で培った高い技術力を全国的に提供可能なことから、24時間365日対応の保守や運用サポートも含めたサービス資源を共有し、きめ細かなニーズに対応していくとしている。