パナソニックは9月5日、ビジネスシーンにおける「ニオイに関する調査」の結果を発表した。調査は8月28日~31日、全国の20~49歳の女性500名を対象に、マクロミルによるWEBアンケート形式で行われた。

「ビジネスシーンで気になる男性の身だしなみについて」

調査ではまず、「ビジネスシーンにおいて、男性の身だしなみで最も気にしている点はありますか?」と質問したところ、44.8%が「ニオイ」と回答。約半数の女性が「働く男性のニオイ」を気にしていることがわかった。

また、「どのようなニオイを不快に感じるか」という質問に対し、「汗・皮脂」(91.0%)や「タバコ」(73.8%)など、生活で何気なく付着するニオイが上位にランクインした。

「ニオイが不快に感じる場所」

続いて、「ニオイが不快に感じる場所」を聞くと、「電車」(70.8%)、「オフィス」(60.6%)、「エレベーター」(55.4%)が上位に。また、ニオイが不快に感じた男性に対して注意したことがある女性は、わずか14.4%だった。

「ニオイをブロックするためにとる行動」

調査によると、ビジネスシーンで相手の嫌なニオイをブロックするために、何かしらの行動をとる女性は85.2%。具体的には、「鼻の下に手をおく」(34.5%)という人が最も多く、次いで「考える人のポーズ」(31.2%)、「鼻と口を覆う」(24.2%)という結果に。また、その他の意見には、「マスクをつける」「ハンカチで鼻と口をおおう」といった防御から、「息を止める」「口で息をする」といった対応策も多く見られた。

「スメルハラスメントについて」

最後に、近年多くのメディアでも取り上げられている「スメルハラスメント」についても質問を実施した。結果、スメルハラスメントの認知度は71%(「知っている」49%+「聞いたことはあるが、詳しくは知らない」22%)にのぼった。また、実際にスメルハラスメントを受けた経験のある人の割合は、52%と半数を超えた。