俳優・綾野剛が主演を務めるTBS系ドラマ『コウノドリ』の新シリーズ(10月13日スタート、毎週金曜22:00~)がこのほど、島根県・隠岐の島でクランクイン。また、綾野演じる主人公・鴻鳥サクラの尊敬する恩師・荻島勝秀役で佐々木蔵之介が出演することが決定した。綾野と佐々木は初共演となる。

左から佐々木蔵之介、綾野剛

講談社『モーニング』にて現在も人気連載中の鈴ノ木ユウが描く同名のヒューマン医療漫画を原作とする同ドラマ。2015年10月期にTBSでドラマ化され、産科医療の現場をリアルに描いて好評を博し、続編となる新シリーズが放送されることとなった。新シリーズのクランクインは島根県の隠岐の島町。手付かずの自然とダイナミックな海が人気の島で撮影が始まった。

前シリーズにはなかった“島”という壮大なロケーションで繰り広げられるリアルな医療現場も見どころのひとつ。島の街道を自転車で走ったり、ドクターヘリが登場したりと、「あれ? どこかで見たことあるな…」と思わせるようなシーンがちらほら…。今までの『コウノドリ』に加え、新たなエンターテインメント性あふれる魅力も加わる。

佐々木演じる荻島は、鴻鳥(綾野)と四宮春樹(星野源)がまだ新人だった頃の恩師で、現在は産科過疎地の離島で総合医として孤軍奮闘しているという役どころ。ペルソナ総合医療センターの産婦人科医であるサクラがなぜ島にいるのか、さらに佐々木演じる荻島が今後どのようにストーリーに絡んでいくのか注目だ。

綾野は「冒頭から隠岐の島で佐々木蔵之介さんと一緒のシーンを迎えられて非常にドラマチックだなと思いました。前作より、ある種ダイナミックにミニマムな所から少し大きく広げていくという制作チームの"前作を超える執念"をすごく感じました」とコメント。そして、初共演の佐々木について「お会い出来たこともそうですけど、ご一緒出来るのがすごく光栄で。僕らの世代は佐々木蔵之介さんのことがみんな好きなので。サクラにとっての師匠が佐々木蔵之介さんになるって聞いたときに感謝しかありませんでした」と感激している。

佐々木は「こうしてドラマのシリーズが続くのは、『コウノドリ』が愛され求められているからだと思います。出演させて頂いてとても光栄です。僕は前作を尊いドラマだなと思って見ていました。登場人物がみな美しい心の人たちばかりで、私も医師という立場を演じさせて頂けて大変うれしく思います」と出演を喜び、「綾野剛くんはいろんな役を演じるのを楽しむ、幅の広い役者さん。今回、先輩後輩の医師という役柄での初共演、サクラの優しい人柄にも触れ、穏やかな島でとても心地よく演じさせて頂きました」と綾野を称賛した。

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