日本航空(JAL)、阪急交通社、KDDI、VRizeは9月5日、JALチャーター便を利用した阪急交通社の旅行商品「9月10日(日)発 北から南までぐるっと巡る「火の国」アイスランド周遊9日間」に参加のビジネスクラスシート利用の顧客を対象に、往路の機内でVRサービス実証実験をすると発表した。

JALは今年4月、羽田空港国際線ラウンジでVRizeと共同でVRサービスの実証実験を実施。その際、利用者から好評だったことから、今回は実際に飛んでいる飛行機内でのVRサービスを提供する実証実験を行う。

実証実験では、VRサービスの利用を希望する乗客に、VRコンテンツ視聴機材(「Galaxy Gear VR」と「Galaxy S8」)を貸し出す。乗客は機内で都合のよいタイミングで視聴機材を装着し、VRizeが開発した専用のVRアプリを用いて、KDDIが提供する5種類の360度VRコンテンツの中からお好みのコンテンツを視聴できる。

VR 視聴イメージ

提供されるVRコンテンツは、KDDIの360度動画を用いた旅行プログラム「SYNC TRAVEL」で撮影した「ドイツ」と「アルゼンチン」「WARP CUBE」「長岡花火大会フェニックス2016(VR THEATER 提供)」「恐竜戯画(VR THEATER 提供)」の5種類。

左から、SYNC TRAVEL -ドイツ、SYNC TRAVEL -アルゼンチン

左から、WARP CUBE、長岡花火大会フェニックス2016(VR THEATER 提供)

恐竜戯画(VR THEATER 提供)