JVC、キャリブレーション機能搭載の21.3型医用画像表示カラーモニター発売

JVCケンウッドは、JVCブランドより、医用画像表示モニターの新たな「i3 シリーズ」として、21.3型カラー液晶モニター「CL-S300」(300万画素)、「CL-S200」(200万画素)の2モデルを発売すると発表した。発売時期は10月下旬。価格はオープン価格。

CL-S300・CL-S200

同製品は、モノクロ撮影画像をより忠実に再現するとともに、カラー画像を含めたマルチモダリティ診断環境の構築を両立する医用画像表示モニター。近年、医用画像表示モニターによる読影診断は、レントゲンなどの一般撮影画像(モノクロ画像)だけでなく、超音波、内視鏡、病理、MRIなどのカラー画像を併用したカラーモニターによる複合診断が主流になりつつある。「i3 シリーズ」は、従来モデルにも搭載されてきたダイナミックガンマ機能の安定化に磨きをかけ、画面内に混在するモノクロ画像とカラー画像をピクセル単位で自動的に識別し、それぞれの画像に最適な階調で表示する。

また、同製品は、画面上に搭載されたカラーフロントセンサーと同梱のキャリブレーションソフトウェア「QA Medivisor Agent LE」により、輝度、階調、および色度の簡易校正が可能となっており、モノクロ画像診断時において、パネル特性や経年劣化により生じるカラーモニターの色付きの影響を受けずに、グレースケール階調を高精度に再現することができる。照度センサーも搭載されているので、設置場所の照度に応じたキャリブレーションを行うこともできるという。

さらに、レポートや患者リスト等のアプリケーションに含まれる白色表示面積に応じて、自動的に画面輝度を調整するオートテキストモードが搭載されているので、診断時の目のストレス(疲労)を軽減することができる。また、オートテキストモードの状態は、インジケーターにより常時確認が可能となっている。

デザインには、読影作業効率の向上とモダリティ機器との調和を目指した新デザインを採用。画面の見やすさにこだわり、画面前面を黒に統一し、ベゼルと画面の段差を減らしている。また、キーボードの収納も考慮した上で、安定感を維持しつつ、スタンドベースを25%(従来モデルとの面積比)小型化し、机上空間での省スペースを実現した。そのほか、離席時は自動でモニターをスタンバイ状態にすることで消費電力を抑える人感センサーや、デイジーチェーン(数珠つなぎ)接続が可能なDisplayPort1.2a対応の入出力端子も搭載されているということだ。



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