ユピテルは9月4日、同社が2012年10月から2013年8月にかけて販売したドライブレコーダー「DRY-FH200」について、85,000台の回収と製品交換を呼び掛けた。

Webサイトから、回収対象のドライブレコーダーか確認できる

内蔵のリチウムポリマー電池が発煙・発火する可能性があるためで、詳細は調査中だという。DRY-FH200を利用している場合は、Webサイトによる申し込みか、もしくは同社のドライブレコーダー交換窓口まで連絡し、代わりのドライブレコーダー「DRY-ST1000c」と交換するよう呼び掛けている。製品交換は無償で行う。

経済産業省によると、消費生活用製品安全法第35条第1項に基づいて報告された、DRY-FH200が起因すると考えられる重大製品事故は2017年9月4日現在で4件。いずれも発火による火災事故だが、幸いなことに人的被害には至っていない。