Microsoftは8月31日(以下すべて現地時間)、CNTK(Microsoft Cognitive Toolkit)バージョン2.1において、UWP(ユニバーサルWindowsプラットフォーム)アプリケーションをサポートすることを、公式ブログで明らかにした。現時点ではC++ CNTK UWPバインディングのみサポートする。

MicrosoftはUWP互換のCNTKコンポーネントを使って、画像ファイルを分類するサンプルコードをGitHub上で公開し、UWPベースの開発を利用者にうながした。同社は前日となる30日に、UWPアプリケーション開発を容易にするコンポーネントをまとめた「UWP Community Toolkit」のバージョン2.0をリリース。2017年9月頃リリース予定のWindows 10 Fall Creators Update向け新APIをサポートするなど、デスクトップアプリからUWPアプリケーションへの移行基盤を着々と進めている。

阿久津良和(Cactus)