オプティムは、静岡県藤枝市が取り組んでいる「IoT(LPWA)プラットフォームを活用した公共テーマ型実証実験事業」において、産業振興分野の「圃場データの可視化による農業の圃場管理支援」事業者として選定され、AI・IoT技術を活用した精密農業の取り組みである「圃場管理支援事業」を開始することが決定した。

同事業は、藤枝市が所有しているIoTプラットフォームと、オプティムの「OPTiM Cloud IoT OS」が連携し、降水量・気温・日照といった圃場データを可視化し、気象・土壌などの環境データを分析することで、圃場管理の最適化を行う取り組みだ。

「圃場管理支援事業」イメージ。農家保有の圃場にフィールドセンサを設置し、LPWAネットワークを利用して、収集された圃場データをIoTプラットフォームに蓄積し、OPTiM Cloud IoT OS上で動作するアプリケーション上で分析する

なお、この取り組みは、2017年8月から2018年3月の期間で実施する予定となっており、今後、ドローンやネットワークカメラから取得した画像をAIを用いて解析し、病害虫の検出や圃場の最適収量予測などの実施を目指すとしている。