freeeは8月31日、沖縄銀行との業務提携を開始した。今回の提携を通じて、地域の創業者を中心に「クラウド会計ソフト freee」など同社が提供するサービスの導入を共同で推進していく。なお、同社が沖縄県内の金融機関と提携するのは初となる。

調印式の模様

今回の提携で同社は、地域の創業者を中心に同社のサービスを紹介し、ユーザーのバックオフィス業務を効率化することで、本業にフォーカスできる環境を提供していく。

提携における主な取り組み

両社は、沖縄銀行におけるfreee各種サービス紹介の開始、両社における創業者向けサービス提供の検討、地域のスモールビジネスを対象にしたセミナーの共同開催といった取り組みを、順次検討・実施する。

沖縄銀行におけるfreee各種サービスの紹介に関しては、創業者のバックオフィス業務効率化と生産性向上を目指し、沖縄銀行の営業店で「クラウド会計ソフト freee」をはじめとするfreeeの各種サービス紹介を開始する。

創業者向けサービスの提供については、両社が共同でfreeeの「創業応援サービスパック」の提供および当該パッケージの沖縄銀行の各営業店などでの紹介を検討するという。freeeは、このパッケージ商品の利用者に対して「クラウド会計ソフト freee」および「人事労務 freee」の利用料の優遇などの特典を提供する予定だ。

セミナーの共同開催に関しては、freeeのサービスを利用したバックオフィス効率化に関するセミナーを順次開催していく方針。