日本HPは31日、個人向けインクジェット複合機の新製品として、フラッグシップ2モデル、スタンダード2モデル、エントリー1モデルを発表した。10月26日から順次発売する。価格は11,800円から(税別)。

HP ENVY Photo 7820 / HP ENVY Photo 7822

HP ENVY Photo 7820

HP ENVY Photo 7822

直販サイト「HP Directplus」専用の「HP ENVY Photo 7820」(ブラック)と、量販店モデル「HP ENVY Photo 7822」(ホワイト / ゴールド)の2モデルはフラッグシップに位置付けられ、個人向け複合機の最上位モデル。10月下旬に発売し、価格(税別)は「HP ENVY Photo 7820」が19,800円、「HP ENVY Photo 7822」はオープン。

プリンタ / コピー / スキャナ / ファックス機能を搭載するA4カラーインクジェット複合機。インクシステムは、プリントヘッド一体型の顔料の黒インクと染料3色一体型カラーインクを使用。インクカートリッジは新開発の「HP 804」で、現実の色により近い写真印刷を可能にしている。印刷速度はA4サイズで、モノクロ約15枚/分 カラー約10枚/分。自動両面印刷に対応し、操作用に2.65インチのカラータッチスクリーンを搭載する。

インタフェースとして、2.4GHz帯と5.0GHz帯の両方に対応したデュアルバンドWi-Fiに対応。通信の強さや品質などに応じて、自動で切り替え安定した接続環境を維持する。また、Bluetooth SMARTにも対応。スマートフォン用アプリ「HP Smart」を利用することで、近くにあるプリンタを自動検知し、簡単な手順でWi-Fiに接続できる。モバイル端末からのプリントも手軽に実行可能。

黒、またはカラーのどちらか一方のインクカートリッジのみで印刷が可能な「シングルカートリッジモード」も搭載。このほかにも、ADF、フォトトレイ、静音モードなどを備える。

HP ENVY Photo 6220 / HP OfficeJet 5220

HP ENVY Photo 6220

HP OfficeJet 5220

プリンタ / コピー / スキャナ機能を搭載する「HP ENVY Photo 6220」と、プリンタ / コピー / スキャナ / ファックス機能を搭載する「HP OfficeJet 5220」は、スタンダードに位置する個人向け複合機の中位モデル。ともに10月26日に発売し、価格(税別)は「HP ENVY Photo 6220」が14,800円、「HP OfficeJet 5220」が15,800円。

「HP ENVY Photo 6220」は、フラッグシップモデルと同じくインクカートリッジに新開発の「HP 804」を採用するモデル。印刷速度は、A4サイズでモノクロ約13枚/分、カラー約8枚/分。自動両面印刷にも対応する。操作用の液晶は、2.2インチモノクロタッチスクリーンに変更されている。

デュアルバンドWi-FiやBluetooth SMARTなど、このほかの仕様や機能はフラッグシップモデルとほぼ同等。

「HP OfficeJet 5220」は、インクカートリッジに「HP 63」を使用するモデル。印刷速度は、A4サイズでモノクロ約10枚/分、カラー約7枚/分。このほかの仕様や機能は「HP ENVY Photo 6220」とほぼ同等。

HP ENVY 5020

HP ENVY 5020

プリンタ / コピー / スキャナ機能を備えた「HP ENVY 5020」はエントリーモデルに位置付けられる。10月26日に発売し、価格は11,800円(税別)。

インクカートリッジには「HP 65」を使用し、印刷速度は、A4サイズでモノクロ約10枚/分、カラー約7枚/分。このほかの仕様や機能は「HP ENVY Photo 5220」とほぼ同等。