Acerは8月30日(ドイツ時間)、世界最大級の家電製品展示イベント「IFA 2017」に合わせて、ハイエンドゲーミングPC「Acer Predator Orion 9000」を発表した。CPUに18コアのIntel Core i9プロセッサ(Intel Core i9-7980XE)、グラフィックスに最大4基のRadeon RX Vega、もしくは2基のNVIDIA GeForce GTX 1080 Tiを搭載可能なモンスターゲーミングPCとなっている。北米では12月、ヨーロッパ、中東及びアフリカでは11月の発売を予定し、最小構成での価格は1,999ドルから。

前面にLEDを搭載した筐体を採用。同社がIceTunnel 2.0と呼ぶ冷却機構により、内部を複数のエリアに分けて熱源を分離、それぞれのエリアで排熱を行う。また液冷のCPUクーラー、最大5基のケースファンによって冷却する。

CPUは18コア/36スレッドのハイエンドデスクトップ向けCPU「Intel Core i9プロセッサ(Intel Core i9-7980XE)」の搭載をサポート。これに合わせてメモリも最大128GBに対応する。グラフィックスは最大4基のRadeon RX Vegaもしくは2基のNVIDIA GeForce GTX 1080 Tiの取付も可能。なお、ワンタッチでオーバークロックが可能な「One-punch overclocking」が利用できる。

このほか、インタフェースとして2基のUSB 3.1 Gen2(Type-A、Type-C)、8基のUSB 3.1 Gen1、2基のUSB 2.0を備える。