ヴォーカーズは8月29日、同社が運営している就職・転職のための企業リサーチサイト「Vorkers」において、「飲食業界『ホワイト度』ランキング」を発表した。同ランキングは、2015年以降に投稿された残業時間、有休消化率、待遇の満足度から飲食業界の「ホワイト度」を数値化したもの。

飲食業界の月間の平均残業時間は48.0時間、有休消化率は26.7%、待遇の満足度は2.7となったという。

労働環境に関するニュースや「キツイ」というイメージによって特に人が集まらないとされている飲食業界においては、労働環境や待遇の改善を図ることで従業員満足度を引き上げ、新たな労働力の確保をしていくことが急務となっていることを踏まえ、同社は今回の調査を実施。

ランキング第1位となったのは、びっくりドンキーを展開するアレフだ。以降、第2位にスターバックスコーヒー、第3位にJR東日本系列の日本レストランエンタプライズと続く。

第3位に日本レストランエンタプライズ、第5位にジェイアール東海パッセンジャーズ、第6位にジェイアール東日本フードビジネスと、JR系列企業3社がトップ10にランクインした。

また、トップ25の企業において、待遇の満足度が3点以上なのは、第1位のアレフ、第7位のシャノアール(カフェ ベローチェ)、第11位の鳥貴族のみだったという。

飲食業界「ホワイト度」ランキング 資料:Vorkers