AOSデータは8月29日、同社の法人向けクラウドバックアップ製品である「AOSBOX Business(エーオーエスボックスビジネス)」にAI機能を搭載した「AOSBOX Intelligent(インテリジェント)」を提供開始した。価格は年間3万円(税別)~。

AOSBOX Intelligentの画面

新製品は、AI技術を駆使したスピーディな検索、AIタグによるコンテンツ分類、高精度のOCR機能、顔認証、多彩なメディア・コンテンツの管理、監査機能といった特徴を持つ。

AI技術による検索に関しては、ドキュメントの検索において、ファイル名を覚えていなくてもAI機能を利用し関連するキーワードやフレーズを入力することで、高速に検索が可能とし、ディスカバリー(証拠開示)を実現できるという。

AIタグによるコンテンツ分類については、写真を画像分析し自動でタグ付けをすることで、大量のデータを自動的に分類する。OCR機能は多言語対応であり、PDFファイルや画像データのテキストを抽出できる。

顔認証については、クラウド上の写真データをAI機能で自動判別を可能としている。メディアコンテンツ管理に関しては、動画や音楽、写真などのサムネイル/ストリーミング/メタデータを自動作成することで、コンテンツのプレビューやストリーム配信により検索がしやすくなったという。監査機能に関しては、ユーザーが実行した操作ログ(バックアップ/ダウンロード/検索したファイル、検索キーワードなど)を管理者が監査できる。