fossBytesに8月28日(米国時間)に掲載された記事「"Vroom" Is Researchers' Answer To 'Blazing Fast Internet', Loads Pages 50% Faster」が、米国ミシガン大学およびMITの研究者らが「Vroom」と呼ばれるモバイルデバイス向けのページ読み込み高速化技術を発表したと伝えた。研究者らは実験の段階でページの読み込み時間を半分ほどにすることに成功したとしている。「Vroom」はWebページの読み込み方法を工夫することで高速化を実現しており、現在はプロトタイプの段階にあるという。

研究者らは100の著名なWebサイトについてVroomの効果を調査し、読み込み時間が半分ほどになることを観測したとしている。Webページには多くのコンテンツが存在しており、ページを表示するにはそれらすべてを個別にリクエストしてダウンロードする必要がある。ブラウザ側はコンテンツがダウンロードしてくるまで待ちの状態になりCPUは遊んでいる状態になりやすいとしている。

Fox Newsのモバイルサイトでは、VROOMによってコンテンツのレンダリングが9.26秒で完了し(左)、HTTP / 2のみを有効にした場合は13.87秒後でレンダリングが完了した 資料:米ミシガン大学

Vroomではこうした点を改善し、最初の通信の段階でサーバ側から依存しているコンテンツに関する情報を取得。ブラウザ側ではこうした情報を利用してより効率のよいページ読み込みを行うとしている。研究内容の詳細情報は「VROOM: Accelerating the Mobile Web with Server-Aided Dependency Resolution (PDF)」に掲載されている。この研究はGoogle Faculty Research Award、National Science Foundation、MITから財政的支援を受けたとされている。