JR四国は28日、子供たちが遊べる空間を備えた「ゆうゆうアンパンマンカー」の外装デザインをリニューアルすると発表した。予約した弁当の受け取りやアンパンマングッズの購入が可能な販売スペースを車内座席ルームに設けることもあわせて発表された。

「ゆうゆうアンパンマンカー」外装リニューアルデザインイメージ

「ゆうゆうアンパンマンカー」は特急形気動車キハ185系をベースに、車両の半分を座席ルームに、残り半分をキャラクター遊具を配したプレイルームに改造。2002年10月にデビューし、これまでの利用者数は16万人以上にのぼるという。リニューアル後の外装デザインは「えがお」がテーマ。太陽をイメージした黄色を基調とした車体に、アンパンマンと仲間のキャラクターを笑顔で描いている。

10月上旬から運行開始し、土休日や春・夏・冬休みなどを中心に、季節列車として年間170日程度運行予定。特急「うずしお7号」(高松駅10時11分発、徳島行)・「剣山5号」(徳島駅12時1分発、阿波池田行)・「剣山8号」(阿波池田駅13時33分発、徳島行)・「剣山7号」(徳島駅15時1分発、阿波池田行)・「剣山10号」(阿波池田駅16時37分発、徳島行)として運転する。デビューを記念した出発式も開催する予定で、詳細は決まり次第、発表される。