到着便が一番混む時間帯は?

DeNA トラベルはこのほど、羽田空港と成田空港の8月の到着便時刻表を元に、空港の到着ターミナルが最も込み合う時間帯の調査を実施。1週間の平均で、羽田空港(国際線)では21時台の到着便が約10便で最も多くの飛行機が空港へ到着する時間帯、続いて、22時台が到着便が多い時間帯となっており、比較的夜間に到着する便が多いことが判明した。

訪日外国人観光客数が増加する中、7月には過去最多の268万2,000人を記録した(日本政府観光局より)。今回の調査は、飛行機での長旅後に空港で比較的スムーズに入国手続きや帰路へ着けるよう、避けるべき各空港の時間帯調査を目的に実施された。

空港到着便数過密時間帯(2017年8月調査。数字は1週間平均。当日の天候や航空会社のスケジュール変更等により到着時間は前後する可能性あり)

羽田空港(国際線)では、21時台の到着便が約10便で、続いて22時台が到着便が多い時間帯となった。逆に、7時台から11時台の午前中は到着便数が少ないため、入国審査やその後の空港からの移動などスムーズに進めることが予想される。なお、到着便数が少ない時間帯(7・8・9 時台)に空港へ到着する渡航先には、ロンドン、ジャカルタ、シンガポールなどがある。

成田空港第1ターミナルでは、15時台の到着便が圧倒的に多く、特にアメリカ線の飛行機がこの時間帯に多く到着することが判明した。アメリカ線に続き、中国線・香港線もこの時間帯の到着便が多い時間となっている。また、13時台・14 時台も比較的到着便数が多く、入国審査の手続きがかなり込み合う時間帯と言えそうだ。到着便数が少ない時間帯(9・21 時台)に空港へ到着する渡航先は、成都、ソウル、パリなどがある。

成田空港第2ターミナルは、16時台の到着便が多くなっており、14時台・15時台も次いで到着便が多くなっている。第1ターミナル同様、アメリカ線が多く到着し、その他にもタイやインドネシア・香港などアジアからの便が多く到着している。到着便数が少ない時間帯(6・9・11 時台)に空港へ到着する渡航先には、マドリード、釜山、香港などがある。