関西ジャニーズJr.主演の映画『関西ジャニーズJr.のお笑いスター誕生!』(8月26日公開)の公開記念舞台挨拶が28日、都内で行われ、西畑大吾、向井康二、室龍太、藤原丈一郎、草間リチャード敬太、正門良規、小島健、道枝駿佑、長尾謙杜、高橋恭平、浜中文一、石川勝己監督が登場した。

石川勝己監督

同作は、2013年3月公開の『関西ジャニーズJr.の京都太秦行進曲!』から始まった、関西ジャニーズJr.と松竹とのコラボ企画第4弾となる。漫才コンビ「エンドレス」(西畑、藤原)と、養成所で同期のお笑いトリオ「ピンクらくだ」(向井、室、草間)が、悩みながらも夢に向かって成長していく。出演者たちは普段は関西を中心に活躍しているがこの日は東京に集合し、「東京の舞台挨拶は初めて」(道枝)、「初映画で東京での初舞台」(長尾)とフレッシュな姿を見せるメンバーもいた。

作品に合わせて、ジャニーズの先輩と漫才コンビを組むなら? と聞かれた西畑は「Sexy Zoneの、佐藤勝利。めっちゃボケてくるんですよ。小ボケをかましてくるんで、僕が唯一ツッコミになる」と理由を語った。西畑が「ほんまは(嵐の)二宮(和也)くんって言いたいんですけど、恐れ多すぎて、漫才の距離感が絶対無理なんで」と恐縮すると、向井も「つっこめなさそうやもんな。『なんでなんです、か?』みたいな」と頷いていた。

道枝は「僕は、(Hey! Say! JUMPの)中島裕翔くんですかね」と、ドラマ『母になる』で共演した中島の名前を挙げる。「ちょっとボケたりとかはまだないですけど、もうちょっと親交が深まったらボケてくるんじゃないかなあ」と想像を巡らせた。

関西ジャニーズJr.の中で「もっとも面白い人」と評判だという浜中は、「どの人を組ませたら日本一のお笑い芸人になれるのか選んでほしい」という司会者からの無茶ぶりに、「誰やろ?」と思案顔。「一番お笑いに関して何か言うのは、室くんですからね」と明かしたが、「室くんを入れることによって日本一が取れるかといったら違う」と即座に否定する。最終的には「小島くんと、監督」とメンバーを選び、「顔の骨格が似てるし、親子みたいな感じでやってもらえたらな。"親子"っていう漫才コンビ」と、コンビ名もばっちり決めていた。

また藤原が、今回の役について「芸人をやってて良かったと思います」とボケると、周囲からは「違うでしょ、ジャニーズ!」と総ツッコミ。草間は「役の中で女装したことをきっかけに、女装の役が増えるんじゃないかとドキドキしてる」と心境を吐露した。

映画初出演の正門が「ドライという言葉もわからなかった。全部全力でやりました」と振り返ると、石川監督がその場で「ドライというのは、通しのリハーサルのことです」と解説。長尾は「ミッチー(道枝)がいつもツッコミなんですけど、映画でツッコミをやらせてもらって、新鮮なところ見れた」、高橋は「道枝をいじめるという感じなんですけど、いじめるのが心にきた」とそれぞれ撮影の思い出を語った。