フェイスブックやツイッター、インスタグラムなど、最近はSNSの普及が目覚ましい。子どもの成長ぶりを記録する意味合いも込めて、画像や動画をSNSにアップしている人も多いかもしれない。今回は、小学生以下の子どもを持つ女性マイナビニュース会員203名に、「SNSに子どもの写真を載せているか」を聞いてみた。

Q.SNSに子どもの写真を載せていますか?

Q.SNSに子どもの写真を載せていますか
はい 32.5%
いいえ 67.5%

Q.載せることに抵抗はありませんでしたか
はい 50.0%
いいえ 50.0%

Q.どのような写真をどんな時に載せていますか(自由回答)

「外出やイベント、旅行の際に」

・「海に行った時」(28歳/岩手県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「出かけた際の写真を。後ろ姿や顔が写らないものだけ載せる」(29歳/三重県/フードビジネス/販売・サービス関連/会社員・公務員・団体職員)
・「家族で出かけた時や友人と遊んだ時、面白い行動をした時など、子どもが楽しそうにしている表情のものを載せている」(29歳/広島県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「旅行に出かけたり日常から離れた時に、そのひとコマの写真を載せる」(31歳/宮城県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「何かイベントがあって、写真を撮った時に」(37歳/徳島県/その他メーカー/事務・企画・経営関連/会社員・公務員・団体職員)
・「特別な行事や、お出かけに行った時に撮った写真。顔が見えない後ろ姿など」(34歳/東京都/その他/専門サービス関連/個人事業主・会社役員)

「誕生日や成長の記念に」

・「成長を感じた時に写真をアップ」(29歳/茨城県/官公庁/事務・企画・経営関連/会社員・公務員・団体職員)
・「ごくたまに、記念で写真を撮った時など」(35歳/愛知県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「毎月の成長を。ですが1年でやめました」(37歳/新潟県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「生まれた時は、出産報告も兼ねて載せた。どんなふうに生まれたのか、遠方の友人などに知らせたかったから」(42歳/大阪府/教育/公共サービス関連/会社員・公務員・団体職員)

「日常のいろいろな場面で」

・「日常を気まぐれで」(27歳/新潟県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「おもちゃで遊んでる写真など、思い立った時に」(28歳/長野県/半導体・電子・電気機器/事務・企画・経営関連/会社員・公務員・団体職員)
・「日常を載せてる」(37歳/東京都/エステティック・美容・理容/販売・サービス関連/会社員・公務員・団体職員)
・「遊んでいる時に」(38歳/京都府/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)

「かわいく撮れた時に」

・「かわいく撮れた時」(36歳/広島県/建設コンサルタント/建築・土木関連技術職/会社員・公務員・団体職員)
・「笑顔の写真が撮れた時」(36歳/埼玉県/サービス/専門職関連/会社員・公務員・団体職員)
・「親バカ目線でかわいいもの。"ブサかわいい"みたいな」(38歳/大阪府/食品/事務・企画・経営関連/会社員・公務員・団体職員)

「プロフィール写真として」

・「うつぶせ写真をカバーにしている」(29歳/愛知県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「プロフィール写真に後ろ姿だけ。子どもの写真は使いたいけど、顔を掲載するのは不安なので」(30歳/富山県/サービス/事務・企画・経営関連(マーケティング・経理・企画・経営他/会社員・公務員・団体職員)
・「顔があまり分からない状態の風景に入り込んだ写真を、ラインのホーム画面にしている」(35歳/愛知県/農林・水産/その他・専業主婦等/会社員・公務員・団体職員)
・「兄弟揃った写真を、LINEのプロフィール画像に載せているだけ」(44歳/愛知県/教育/公共サービス関連/会社員・公務員・団体職員)

「その他」

・「友人にしか見られないLINEのタイムラインに。さすがにTwitterはない」(38歳/埼玉県/専門店/販売・サービス関連/会社員・公務員・団体職員)
・「顔が分からないような写真を載せます」(39歳/福島県/食品/販売・サービス関連/会社員・公務員・団体職員)
・「一緒につくったお菓子や図工で作ってきた作品を、友だちや親に見せるために載せている」(41歳/愛知県/その他/その他・専業主婦等/フリーター)
・「気が向いた時、遠くにいる友だちから見たいと言われた時にアップ。特定の人にしか見せないため、載せることにあまり抵抗はない」(32歳/宮城県/信用組合・信用金庫・労働金庫/事務・企画・経営関連/会社員・公務員・団体職員)

総評
調査の結果、SNSに子どもの写真を載せている人は32.5%、載せていない人は67.5%で、3分の2以上の人が載せていないという結果となった。SNSに載せることに抵抗がある人とない人はそれぞれ50%ずつで、半々の結果となった。

どのような写真をどんな時に載せているかに関しては、「外出やイベント、旅行の際に」が37.9%で最多となった。以下、「誕生日や成長の記念に」「日常のいろいろな場面で」(各19.7%)、「かわいく撮れた時に」(12.1%)、「プロフィール写真として」(9.1%)が続いた。「その他」は6.1%だった。

近年、瞬く間に広まったSNS。近況を報告したり自身の近影をアップしたりと、友人との交遊を深めるにはとても便利なツールだ。同時に、子どもの成長の節目やイベントで、その艶姿を記録しておきたいというのはまさに親心と言える。結果として、子どもの愛らしい姿をSNSにアップするという流れも、ごくごく当然のことかもしない。

だが一方で、SNSはプライベートな情報が漏れ、無制限に拡散してしまう危険性も伴う。ましてや子どもに関する情報が悪用される可能性は、常に意識するべきだろう。こと子どもに関する投稿は、くれぐれも慎重に扱いたい。

調査時期: 2017年8月4日~2017年8月16日
調査対象: マイナビニュース会員(小学生以下の子どもを持つ女性)
調査数: 203人
調査方法: インターネットログイン式アンケート

※写真と本文は関係ありません