Q.不要だと思う学校の校則は?(画像はイメージ)

「ポニーテール禁止」の校則について、SNS上で議論が生まれている。もしかしたら他にも、保護者や子どもたちから疑問があがるような校則があるかもしれない。

そこで今回は、マイナビニュース会員のうち、小学生以上の子どもがいる女性144名に「あなたのお子さんを通わせている学校で、不要だと思う校則はありますか?」と尋ねてみた。

Q.あなたのお子さんを通わせている学校で、不要だと思う校則はありますか?
はい 64.6%
いいえ 35.4%

Q.「はい」と答えた方にお聞きします。どのような校則が不要だと思いますか?

・「ゲームなどを持ち込まない」(41歳/山梨県/小学生の親)

・「ツーブロックの禁止。派手なものはダメかもしれませんが、軽くならサッパリして良いと思います」(46歳/茨城県/中学生の親)

・「髪留めの色が黒でないといけないこと」(46歳/大阪府/中学生の親)

・「パーマやカラーリングが禁止」(42歳/埼玉県/高校生の親)

・「髪の毛が肩についたら結ぶ」(50歳/静岡県/高校生の親)

・「決められた通学路以外歩かない。必ず登校班で固まって登校する」(48歳/東京都/小学生の親)

・「前髪は眉の上、襟足は学ランに触れない長さであること、ツーブロック禁止」(44歳/埼玉県/中学生の親)

・「全員部活動に参加せよ、という校則には反対しました」(34歳/青森県/小学生の親)

・「寒い日でも、夏服着用期間はセーター、ベストを着てはいけない。不要な校則だと思う」(48歳/秋田県/高校生の親)

・「最近話題のポニーテール禁止の校則があり、不要だと思います」(44歳/佐賀県/中学生の親)

・「スカートは膝下、髪染め禁止、リボンを付ける時は第1ボタンまでしめる、女子のくつ下は紺ハイソックス、スマホ禁止」(45歳/千葉県/高校生の親)

・「携帯電話の所持禁止」(36歳/北海道/小学生の親)

・「首に巻くもの、マフラーや冷やしたタオルなどは、先生の目の届く時しかしてはいけない。水筒の中身はお茶のみ」(41歳/愛知県/小学生の親)

・「短いスカートは下にスパッツをはかせなければならない。シャカシャカと音のなる防寒着は禁止」(39歳/佐賀県/小学生の親)

・「集団登下校は任意にしてほしい」(29歳/三重県/小学生の親)

・「水泳授業時間の日焼け止め使用禁止。下校後の校庭使用禁止」(44歳/千葉県/小学生の親)

・「通学用の運動靴に使われている色の数の規則」(49歳/三重県/中学生の親)

・「休み時間に全員外に出て遊ばなければならないという決まりが無駄だと思います。子どもにも部屋で絵を描いたり、本を読んだりする権利があると思います」(44歳/東京都/小学生の親)

・「制服がないのですが、ミニスカートはダメ、肩が出ているシャツもダメ、破れたジーンズもダメなどと、ドレスコードが厳しいです」(49歳/神奈川県/高校生の親)

総評
調査の結果、6割以上が「不要だと感じる校則がある」と回答。「髪留めは黒」など、髪型や服装に関するものが多くを占め、中には「シャカシャカと音のなる防寒具は禁止」「マフラーは先生の目の届く場所でしか、巻いてはいけない」など、独特なルールも存在した。

防犯上持たせていることも多いスマホや、今では夏の必需品となっている日焼け止めなどの持ち込みを禁止している学校もあるよう。放課後や休み時間の過ごし方に言及している校則もあり、疑問を抱いている親もいた。

子どもたちが育つ環境は、時代と共に変化している。時には校則も、そんな時代の流れにあわせて、変わっていく必要があるのかもしれない。

調査時期: 2017年8月4日~2017年8月21日
調査対象: マイナビニュース会員(小学生以上の子どもを持つ女性)
調査数: 144人
調査方法: インターネットログイン式アンケート