Usage of CDNJS for websites - W3Techs.com

W3techsは8月22日(ドイツ時間)、「The JavaScript content delivery network CDNJS is now used by 5% of all websites, up from 1.7% one year ago.」において、JavaScriptのコンテンツデリバリネットワークCDNJSの利用率がこの1年で5%に到達したと伝えた。昨年の段階でCDNJSのシェアは1.7%だったことから、この1年で大きくシェアを増やしたことになる。

CDNJSはJavaScriptライブラリなど、よく使われているライブラリを配信しているコンテンツデリバリネットワーク。同様のサービスとしては、Googleが提供しているJavaScriptライブラリなどが代表的。Googleの提供しているライブラリは多くのサイトで使われているが、よく使われるライブラリの中でも一部のものに限定されているという課題がある。

CDNJS Market Position - W3Techs.com

Usage of JavaScript content delivery networks for websites - W3Techs.com

Googleと比べると、CDNJSは提供しているライブラリが多岐にわたるという特徴がある。CDNJSの利用率がこの1年で大きく増加した背景には、こうした提供しているライブラリの種類の豊富さにも一因があるものと見られる。

過去1年間でJavaScriptのコンテンツデリバリネットワークを利用していないサイトの割合は減少しており、その分CDNJSやjQeury CDN、jsDelivr、Yandex Libraries Hosting、Microsoft Ajax CDNなどの利用が増えている。