サイバーエージェントのアドテクノロジー分野におけるサービス開発を行うアドテクスタジオは8月23日、スマートフォンゲーム・アプリに特化したダイナミックリターゲティング広告「Dynalyst for Games」において、アクティブユーザーのさらなる利用促進を図る「リフトアップ広告」の提供を開始したと発表した。

これによると、近年、既にスマートフォンアプリをダウンロードした後に利用が停止した離脱ユーザーを対象に再度利用を促す「リエンゲージメント広告」のマーケティング活用が拡大。中でも、ゲームアプリに特化した「Dynalyst for Games」は国内最大級の配信プロダクトとして前年比200%以上の成長を遂げているという。

また、同社の提供する「Dynalyst for Games」では、ユーザーの利用状況やステイタスなどを元にエンゲージメントのレベルを解析しリアルタイムにセグメント化、ユーザーそれぞれに対して最適化された広告クリエイティブを配信できるのが特徴で、国内外のゲーム企業に利用されてきた。

今回提供を開始する「リフトアップ広告」では、これまで「リエンゲージメント広告」領域で培ってきたアルゴリズムやナレッジを活かし、利用頻度の高いアクティブユーザーを対象に、よりアプリへのエンゲージメントを深めDAUや課金額、課金率などのマーケティング指標の向上を目的とした広告配信をすることが可能となる。

これに併せ、「リフトアップ広告」の配信対象ユーザーと非対象ユーザー間での各指標のABテスト結果を可視化することができるレポート機能の提供も開始し、9月中旬より順次本格配信を開始する予定だ。