アクティブコアは8月22日、マーケティングクラウドソリューション「activecore marketing cloud」のレコメンド機能において、運営者側の意図を反映しカスタマイズされたレコメンドメールの提供を開始したことを発表した。

これにより、運営者側の期待する売上向上と利用者側の利便性や満足度を満たしたレコメンドメールの提供を目指す考えだ。

activecore marketing cloudとは、企業内の基幹データやWeb行動ログ、外部データといったマーケティングデータを収集・蓄積・統合・抽出し、機械学習も利用した顧客軸でのデータ分析からレコメンド・マーケティングオートメーションまでを一括で行うクラウドベースの統合型ソリューション。

「Pen Online国際版」サイトイメージ

これまでのレコメンド機能では、利用者一人ひとりに最も適切と判断されたおすすめ情報をWebやメールを通じて提供するなど、売上向上を目的に使用されていたという。

一方で、アルゴリズムに頼らない、運営者側の意図を反映したレコメンド処理への需要も高まっていたため、これまで個別に対応していた運営者側のおすすめを表示できる「カスタマイズ型レコメンドメール」を今回の機能強化で実装した。

新機能では、例えば、食材宅配業界などの宅配メニューや頒布会メニューなどに応用可能。運営者側のおすすめ順や、顧客ごとに決められたメニューの中から商品をレコメンドするなどの活用が考えられる。

また、運営者がその時期におすすめしたい商品も自動反映することで、より効率的にレコメンドメールを作成・送信することが可能となる。