タイガー魔法瓶は8月23日、「土鍋圧力IH炊飯ジャー<THE炊きたて>」の新モデル「JPG-X100」を発表した。発売は9月11日。価格はオープンで、推定市場価格は128,000円(税別)。

JPG-X100

JPG-X100は「五感に響き渡る、おいしさと上質感を。」をテーマとした新シリーズ「GRAND X(グランエックス)」の炊飯器。内釜の「プレミアム本土鍋」と本体底面に採用する「遠赤土かまど」の二重発熱構造により、高火力で炊き上げ、甘みが濃く香り高いごはんに仕上げる。

プレミアム本土鍋は、三重県四日市市の「四日市萬古焼」を使用し、熱伝導性を高める炭化ケイ素成分を配合。土鍋に蓄えた熱を素早くお米に伝える。土鍋の内側底面には、波紋底を新たに採用することで、お米をムラなくふっくらと炊き上げる。遠赤土かまどは、2016年に発売した「JPX-102X」より表面積を11.4%アップさせており、IH発熱で土鍋に熱をしっかりと伝える。

炊き上げのイメージ

そのほか、炊き上げ時は1.25気圧の圧力をかけねばりともちもちした弾力を引き出し、炊き上げた直後は1.05気圧まで減圧する「可変圧力W炊き」により、べたつきの少ない弾力のあるご飯に仕上げる。内ぶたには「つや艶内ぶた」を採用。加熱時には素早く水分が蒸発し、不要な水分を取り除く。保温時には、内ぶたの水分が薄い膜となってご飯をしっかりと保温、つゆだれも起きにくい。

選択したメニューや行っている操作を音声で読み上げる「音声ガイド機能」を採用。音声ガイドの声は、シンプル、クラリティー、リッチの3種類から選べる。タッチパネル全体がスピーカーになっており、音声はクリアに聞こえるという。

炊き上がりは「しゃっきり」から「もちもち」まで、5段階のねばり加減を選べる。そのほか、2種類の「押麦」と「もち麦」を炊き上げるメニューも用意した。サイズはW26.1×H22.0×D32.5mm、重量は7.3kg。最大炊飯容量は5.5合。