ロンドンブーツ1号2号の田村淳と、タレントの小島瑠璃子が、東京・日比谷公園で行われたテレビ東京系日曜ビッグバラエティ『緊急SOS!超巨大怪物が出た!出た!池の水ぜんぶ抜く大作戦4』(9月3日19:54~21:54)の収録後、取材に応じた。

左から小島瑠璃子、田村淳

同番組は、”池の水をぜんぶ抜く”をコンセプトに今年の1月に放送して以来放送ごとに反響を呼んでいるシリーズの第4弾。今回は東京・日比谷公園の雲形池の生態系を調査したいということで、淳と小島が繰り出した。

午前中から池の水を抜き始め、調査が行われたのは14時すぎに。ボランティアの子供達や大学生も集まり、作業は約4時間に渡った。現場では淳がリーダーシップをとり、生物をどんどん捕獲していく。淳は小学生にも満遍なく声をかけ、子供達も積極的に自身の発見を報告していた。また小島も真剣そのもので「普段泥がついたら気になるのに、それどころじゃなかった」と振り返った。

初参戦となる小島は「収録だと思ってなかった!」としみじみ。淳が「労働だよね」と相槌を打つと、小島は「そう! 本当そう! 収録ってこと今初めて思い出した!」と語る。初回から参加している淳は「この後に飲むビールがめっちゃうまいの。飯もうまいし。働くってこうなんだなって思うんですよね」と心境を説明し、「いかにスタジオで涼しいとこで楽な仕事してるのかっていうのがよくわかりますよ」と笑顔を見せた。

放送されるたびに反響が大きくなるが、淳は「街中で声をかけられるの、だいたい『水抜いたの、見ました』なんで、よっぽどなんだなって」と明かす。「でも水を抜くというワンコンセプトのインパクトが、今の窮屈なテレビの中で明るい光を差し込んだ。みんな楽しめるテレビコンテンツになってるんだなって、不思議な感覚になりました」と語った。

また淳が雲形池について「僕はもう何度も抜いてるんですけど、非常に質のいいヘドロだったので……」と感想を述べると、小島は「その感覚わかんない!」と苦笑。小島は「『ヘドロは宇宙だ』って名言を淳さんからもらって。はじめ失礼ですけどこの人何やってんだろと思ったんですよ。でも最後には本当にわかったんですよ。真っ暗なものが、真っ暗なところの中央に吸い寄せられて……」と変化を明かし、淳も「ブラックホールですよ」と補足した。

淳は小島について「やっぱり器用なので、なんでもこなせるので、ヘドロ吸いとしてもなかなかいい腕を持ってる」と称賛し、「連結部分を繋ぐのが非常にうまかった」と伝える。小島も「芸能界で食えなくなったら、再就職できるって言われました」と才能の片鱗を見せた。