JR東日本と三井物産、英国の旅客鉄道事業の運営権取得 - 通勤路線など担う

JR東日本と三井物産は英国で旅客鉄道事業の運営権を取得したと発表した。英国・アベリオUK社を含めた3者でコンソーシアムを組み、12月からの事業開始に向けて準備を進める。JR東日本が海外で鉄道事業の運営に参画するのはこれが初だという。

バーミンガム・ニューストリート駅と、現行事業者による運行列車(2枚ともJR東日本提供)

英国では民間企業が旅客鉄道運行事業の運営を担うフランチャイズ制度を採用しており、地域ごとに分けられた各路線の運行事業者は英国運輸省による入札によって決定される。11月に入札があり、このほどJR東日本を含むコンソーシアムが受注通知を受け取った。

今回、運営権を取得したのはウェストミッドランズ旅客鉄道事業で、ロンドンへの通勤路線や、ロンドンからリバプールまでを結ぶ長距離路線、バーミンガムの都市圏輸送を担う。路線長は899kmあり、年間乗客数は約7,360万人。約170の駅舎と551両173編成の車両を保有する。事業の運営にあたり、新車両の導入による輸送力増強やロンドン・バーミンガム周辺の通勤混雑緩和、利用者への情報提供や輸送安定性の強化といったサービス品質向上など、英国運輸省から要請される課題の実現に向けて取り組むとしている。

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