『ヒットマンズ・ボディガード』北米版ポスター

米BOX OFFICE MOJOは8月18日~8月20日の全米週末興業成績を発表した。

前週1位の『アナベル 死霊人形の誕生』を2位に退け、ライアン・レイノルズとサミュエル・L・ジャクソン主演の『ヒットマンズ・ボディガード』が初登場トップにランクイン。1992年に公開された、ケヴィン・コスナー&ホイットニー・ヒューストン共演のヒット作『ボディガード』をパロディ化したアクションコメディで、裁判所で証言台に立つことになった世界で最も有名な殺し屋と、彼を移送警護することになった史上最高のボディガードの珍道中を描く。監督は『レッド・ヒル』『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』のパトリック・ヒューズが務め、ゲイリー・オールドマン、サルマ・ハエックらの出演にも注目が集まる。日本での劇場公開の予定はないが、Netflixで配信される。

3位も初登場の『Logan Lucky(原題)』。2013年に映画界からの引退宣言をしたスティーブン・ソダーバーグ監督の復帰作で、『スター・ウォーズ』新3部作のアダム・ドライバー、『マジック・マイク』以来監督とタッグを組むチャニング・テイタムをはじめ、ダニエル・クレイグ、キャサリン・ウォーターストン、ケイティ・ホームズ、ヒラリー・スワンクら豪華キャスト陣が名を連ねる"強盗モノ"コメディだ。

前週2位の『ダンケルク』は4位。『The Nut Job 2: Nutty by Nature(原題)』も3位から5位に順位を下げた他、9位『The Dark Tower(原題)』までは前週と変わらぬラインナップ。

10位『Wind River(原題)』は、前々週29位、前週20位と順位を上げて、3週目にして初のトップ10入り。ドゥニ・ビルヌーヴ監督の『ボーダーライン』の脚本家テイラー・シェリダンの監督デビュー作で、5月に開催された「第70回カンヌ国際映画祭」の「ある視点」部門の監督賞受賞作。FWS(合衆国魚類野生生物局)の職員をジェレミー・レナーが、FBIの新人女性捜査官をエリザベス・オルセンが務め、ネイティブ・アメリカン居留地で遺体となって発見された少女の死の真相に迫る。

北米週末興行成績TOP 10(8月18日~8月20日)

順位 先週順位 作品名 週末興行収入 累計興行収入 日本公開日 週経過
1 The Hitman's Bodyguard(原題) 2,160万ドル 同左 Netflixで8月25日より配信 1
2 1 アナベル 死霊人形の誕生 1,550万ドル 6,404万4,221ドル 10月13日 2
3 Logan Lucky(原題) 805万182ドル 同左 未定 1
4 2 ダンケルク 670万ドル 1億6,550万8,079ドル 9月9日 5
5 3 The Nut Job 2: Nutty by Nature(原題) 511万3,278ドル 1,769万6,923ドル 未定 2
6 6 The Emoji Movie(原題) 435万ドル 7,176万7,352ドル 未定 4
7 7 スパイダーマン:ホームカミング 425万ドル 3億1,405万1,381ドル 公開中 7
8 5 Girls Trip(原題) 384万4,030ドル 1億398万6,175ドル 未定 5
9 4 The Dark Tower(原題) 372万ドル 4,160万4,378ドル 未定 3
10 20 Wind River(原題) 302万5,236ドル 413万8,505ドル 未定 3