ADI、2A 60Vのスイッチ内蔵昇圧DC/DCコンバータを発表

アナログ・デバイセズ(ADI)は8月21日、2A、60Vのスイッチを内蔵した電流モード2MHz昇圧DC/DCコンバータ「LT8362」の販売を開始したと発表した。

2A、60Vのスイッチを内蔵した電流モード2MHz昇圧DC/DCコンバータ「LT8362」

これらの製品は、2.8V~60Vの入力電圧範囲で動作するため、1セルのリチウムイオン・バッテリから自動車用および産業用入力電源まで、さまざまな入力電源を使用するアプリケーションにおいて、昇圧コンバータ、SEPICコンバータ、または反転コンバータとして活用することができる。スイッチング周波数を300kHz~2MHzの範囲で設定できるので、設計者は外付け部品のサイズを最小限に抑えた上で、AMラジオなどの臨界周波数帯域を回避することができる。

さらに、2MHzでのスイッチング時に90%以上の効率を実現する。「Burst Mode」動作により、出力リップルを15mVPP未満に抑えつつ、静止電流を9μAまで低減。3mm×3mm DFNパッケージまたは高電圧対応のMSOP-16Eパッケージと小型外付け部品の組み合わせにより、実装面積が小さく済み、またソリューション・コストを最小限に抑えることができる。

また、165mΩスイッチにより、95%以上の効率が得られるほか、スペクトラム拡散周波数変調機能も備えているので、EMIの懸念を最小限に留めることができる。出力の正負にかかわらず、1 つの帰還ピンで出力電圧を設定するので、ピン数が最小で済む。そのほかの機能としては、外部同期、プログラム可能なUVLO、内部ソフトスタート、周波数フォールドバック、プログラム可能なソフトスタートなどがある。

3mm×3mm DFN-10パッケージの「LT8362EDD」ならびに高電圧対応のMSOP-16E(高電圧対応のため4ピン欠損)の「LT8362EMSE」が提供されており、インダスリアル温度(-40℃~125℃)バージョンの「LT8362IDD」および「LT8362IMSE」も供給可能。また、高温(-40℃~150℃)バージョンの「LT8362HDD」および「LT8362HMSE」も供給可能。リニアテクノロジー国内販売代理店各社経由で入手可能で、1,000個時の参考単価は2.95ドルから。

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