アイドルグループ・AKB48の村山彩希ら16人のメンバーが16日、東京・秋葉原のAKB48劇場であおきー「世界は夢に満ちている」初日公演ゲネプロを行った。

左から山内瑞葵、村山彩希、久保怜音、小栗有以、谷口めぐ、長久玲奈

この日からスタートした同公演は、AKB48グループと関係が深い光文社の青木宏行氏がプロデュースを務める公演。メンバーの平均年齢が16.1歳という次世代のAKB48を担う若手メンバーが選出されており、センターには久保怜音と小栗有以の2人が務め、セットリストも"愛"と"未来"をテーマにした選曲となっている。

公演初日となったこの日、メンバーたちは、公開ゲネプロ後に報道陣の取材に応じた。青木氏が選んだメンバーを束ねるキャプテンに指名された村山彩希は「キャプテンと言われてびっくりしましたが、若手メンバーの公演はなかなかないので、みんなの良さを知ってもらう良い機会ですし、観客の皆さんと距離を縮められるように本番も頑張りたいと思います」とキャプテンとしての自覚も十分。村山は7月からスタートした16期生公演をプロデュースしたが、「自分が作ったセットリストをメンバーが全力で踊っているのは、うれしいことだと最近思いました」と振り返り、今回は逆の立場となったが「青木さんに選んで良かったと思われるようにこの公演を盛り上げていきたいと思います」とやる気を見せていた。

また、ダブルセンターに指名した久保怜音と小栗有以の選出理由を、青木氏は「2020年の東京オリンピックの時、AKB48の顔になると思って選びました」と説明。それを受け、久保怜音とダブルセンターを務める小栗有以は「この2人でダブルセンターとして成長し、前田敦子さんや大島優子さんを超えられるように実力をつけて頑張りたいと思います」とかつてのダブルセンター超えに意欲。一方の久保も「東京オリンピックではAKB48の顔になれるように頑張ります!」と意気込んでいた。