エア・ベルリンは現地時間の8月15日、ベルリン・シャルロッテンブルク地方裁判所管理下で破産手続き開始を申請したと発表。今回の申請は経営再建計画の継続を目的としたもので、ドイツ連邦政府やルフトハンザ・グループは同社の再建を支援し、連邦政府は同社に対しブリッジローン(短期融資)を実施する。

全てのフライトは予定通り運航を継続

エア・ベルリンとニキ航空(本拠地: オーストリア・ウィーン)が運航する全てのフライトは予定通り運航を継続し、今後のフライトスケジュールや予約も有効であり、全てのフライトは引き続き予約ができる。また、エア・ベルリンからのウェットリースでユーロウィングス(本拠地: ドイツ・デュッセルドルフ)にて運航されている機材は、これまでと同様に継続して運用していく。

今回の破産手続きの申請は、エティハド航空からの資金援助が打ち切られたことを受けてのもので、エア・ベルリンは現在、ルフトハンザ・ドイツ航空や他のパートナーと交渉を進めている。