15日放送のTBS系情報番組『ビビット』(毎週月~金8:00~9:55)で、40歳という若さでこの世を去ったZARDの坂井泉水さんを大特集。歌に命を燃やした坂井の生涯と知られざる素顔に迫る。

ZARDの坂井泉水さん

「負けないで」「揺れる想い」などのヒット曲で1990年代にミリオンセラーを記録、アルバムは9作連続ミリオンを達成した伝説の歌姫である坂井さん。今年は亡くなって10年という節目の年となる。

テレビ出演どころか、コンサートすらほとんど開催することがなかった坂井さん。「本当は坂井泉水という人物は存在しないのではないか?」という噂が流れるほどミステリアスな存在だったが、今回の『ビビット』では、レコーディングの裏側、撮影の打ち合わせ風景など彼女の貴重なプライベート映像が公開され、ふとした瞬間に彼女の意外な人柄が映し出される。

また、デビュー当時からZARDを担当してきた音楽ディレクター・寺尾広氏が"坂井泉水のデビュー秘話"を語る。初オーディションで坂井さんの姿を見たときに「彼女が歌手になるのは難しいんじゃないか?」という印象を持ったという寺尾氏。しかし、ひとたび歌い出すと、その不安は吹き飛んだという。ともに歩んだ相棒だけが知る素顔を紹介する。

そして、今なお歌い継がれる名曲「負けないで」の誕生裏話も紹介する。坂井さんの直筆の歌詞ノートから紐解く、“時代の応援歌”に込められた本当の意味とは・・・。さらに、ファンレターがきっかけで誕生した曲「見つめていたいね」の一節、「“3Gのキーパーも 天国から見てる” この間の続きを 聞かせて」は当時、謎の歌詞として話題になったが、今回の取材である高校の卒業生たちへの坂井さんなりのエールだったことがわかる。

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