東海旅客鉄道と京阪ホールディングスは7月26日~11月17日の期間、コラボレーション企画として「お茶の宇治・お酒の伏見満喫の旅」を実施している。同企画は、宇治・伏見エリアを1度に楽しめるお得な「京阪電車『宇治・伏見1dayチケット(特別版)』」に加え、「京都タワー展望室入場券」「福寿園宇治茶工房 お抹茶一服券」「3箇所から選んで使えるセレクト券」の特典が付いた旅行商品となっている。

京都の歴史を五感で感じよう(写真は茶寮油長の「龍馬セット」)

京阪電車「宇治・伏見1dayチケット(特別版)」は、京阪電車(京阪本線・中之島線・交野線・宇治線・男山ケーブル)が一日乗り放題となるチケット。さらに、「キザクラカッパカントリー」レストランでの飲食代が5%オフになるなど、沿線の店舗や社寺など約40施設で優待も受けられる。

京阪電車「宇治・伏見1day チケット(特別版)」は一般発売をしていない

さらに今回、京都市内の眺望を360度楽しめる「京都タワー展望室入場券」と、宇治茶文化を体験できる「福寿園宇治茶工房」にて抹茶を、また、「東福寺芬陀院(とうふくじふんだいん)」「茶寮油長(さりょうあぶらちょう)」「高台寺雲居庵(うんごあん)」の3箇所の内から1箇所での抹茶と、3つの特典がセットになっている(東福寺芬陀院は300円、高台寺雲居庵は600円と、別途拝観料が必要)。

宇治川ライン

福寿園宇治茶工房

福寿園宇治茶工房にて抹茶もいただける

東福寺芬陀院と高台寺雲居庵では抹茶を提供。茶寮油長では、「宇治吟醸酒氷」または「龍馬セット(抹茶とロールケーキ)」のどちらかを選ぶことができる。なお、龍馬セットは売り切れ次第終了となり、その際は別商品にて対応する。

「宇治吟醸酒氷」は吟醸酒と抹茶が楽しめるかき氷となっている

茶寮油長から歩いて5~10分程度のところに坂本龍馬が襲撃にあった寺田屋がある

京阪「中書島駅」からは月桂冠や黄桜など、伏見の酒蔵めぐりも楽しめる

設定日は7月26日出発から11月17日帰着までで、設定泊数は1泊または日帰り。出発地区は首都圏・静岡地区・名古屋地区となる。価格はジェイアール東海ツアーズの例で、大人ひとり東京・品川発で2万6,100円~4万200円(往復新幹線普通車指定席利用/列車限定、京都ロイヤルホテル&スパ禁煙ツイン宿泊/2人1室利用、食事なしの場合)となる。

さらにオプションとして、「将軍塚青龍殿大舞台から観賞する京都五山の送り火」(8月16日設定/4,800円)、「平等院夜間貸切ライトアップ特別拝観」 (9月23日、10月21日/2,000円)、「『イヤホンガイドで生解説』時代祭観覧ツアー」(10月22~23日/4,600円)なども用意している。