米Googleは8月3日 (現地時間)、安定して動作するAndroid用のアプリ及びゲームがアプリストアGoogle Playの検索結果の上位に表示されるように検索アルゴリズムを変更したことを明らかにした。

同社によると、1つ星が付けられたアプリのレビューでユーザーの半数が安定性に言及していた。そこでGoogle Playの利用体験を改善する取り組みの一環として、アプリ検索およびアプリを紹介する仕組みで品質に関するシグナルが反映されるようにアルゴリズムを変更した。検索キーワードに対して同じような機能を提供するアプリが複数あれば、クラッシュの記録が多いアプリが結果表示で低く表示される可能性が高くなる。安定性や品質の評価には、品質に関わるレーティングやレビューも加味されるが、主にユーザーがオプトインしたデバイスから収集されるAndroid vitalsが用いられる。Play Consoleを用いてアプリのパフォーマンスを追跡し、データに基づいて改善することで、アプリ開発者はアプリの安定性や品質の評価を高められる。