セカンドファクトリー(以下、2FC)とアクアビットスパイラルズは8月1日、次世代型IoT販促ツール「スマートプレート」を活用し、ユーザー自身のスマートフォン(以下、スマホ)で利用可能な飲食オーダーシステム「モバイルオーダー&ペイメント」の実証実験を開始することを発表した。

「スマートプレート」は、アプリやクラウドからコントロールできるICチップを内蔵したバッテリー不要のプレート状のデバイス。スマホをかざすだけで、特別なアプリをインストールすることなくWebサイトやFacebookページ、Twitterタイムライン、LINEアカウント、動画、地図、連絡先、電話番号といったさまざまな情報を開いたり、任意のアプリを起動することができる。

今回の取り組みでは、NFC対応のスマートフォンを「スマートプレート」にタッチすると、導入店舗のLPが開き、そこからメニュー注文画面への遷移可能。これによりユーザーは、オーダー専用アプリのインストール無く商品を注文することができる。

飲食オーダーシステム「モバイルオーダー&ペイメント」イメージ

また、決済用のデバイスやアプリを必要とせずに対面でのWeb決済を可能にするスマートプレートの新しい拡張機能「スマプレPAY」も活用。セカンドファクトリーのクラウド型オーダリングシステム「QOOpa」と連携することで、テーブルからの注文時にその場で決済が可能となった。

なお、同実証実験は、2FCがプロデュースする海の家「SkyDream Shonan Beach Lounge」で実施される。